医療法人オーエヌシー
岡田脳神経外科医院
症状
脳卒中は発病する前に予測して、発病を防ぐことができる病気です。
1つでも気になる症状がありましたら、
お早目に受診されることをお勧めいたします。
■めまい
天井や自分自身がぐるぐる回転し、立っていることができない、ふわふわ浮いた感じがする、酒を飲んでいるわけではないのに、酔っ払ったようによろよろして真直ぐ歩けないなどなど
良性発作性頭位めまい症、メニエール病、突発性難聴、慢性中耳炎など耳鼻科領域の疾患がよく知られており、脳循環障害や脳腫瘍など、脳神経外科領域の疾患も見受けられます。
■しびれ
一時的に手や足がしびれる。あるいは徐々にしびれが悪化する。一時的に手や足の動きが悪くなった、力が入らなかったが元に戻ったなど、「しびれ」を引き起こす原因には、脳や脊椎、末梢神経、内科的疾患などたくさんの種類があります。
このような症状に注意!
脳卒中の予兆の可能性がある主な症状
・急なめまいにおそわれる
・手足にしびれがある
・ろれつが回らなくなる
・ものが二重に見える
・まっすぐに歩けず、歩行が困難になる
・直線が書けなくなった
・箸が上手に使えない
脳卒中
頭痛のなかには以下のような重大な疾患につながる場合もあります。
脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎、脳炎、
慢性硬膜下血腫、脳動脈解離 など
脳出血などの脳の病気はある日突然発症します。
しかも自覚症状がほとんどないのが一般的です。
頭痛、めまい
認知症テストやMRIなどの画像診断により、アルツハイマー型認知症、脳血管型認知症、正常圧水頭症、物忘れが加齢性のものなのか病気によるものなのか鑑別を行い、適切な治療を行います。
病気による物忘れであっても、早期発見や適切な治療を行うことによって回復するものもあります。
物忘れ
パーキンソン病の主な症状
(無動)…動きが遅くなる、歩くときに足が出にくくなる(すくみ足)など
(振戦)…手足がふるえる(1秒間4~6回ぐらいふるえる)など
(固縮)…筋肉が硬くなる、顔の筋肉がこわばり、無表情に感じられるなど
(姿勢反射障害)…体のバランスが悪くなるため転びやすくなる、歩いていて止まれなくなる、方向転換をするのが難しいなど
パーキンソン病
三叉神経痛
顔や顎などに痛みがでる病気です。
顔の感覚を脳に伝える神経(三叉神経)に痛みが起こり、顔や顎に痛みを感じます。
顔面痙攣
顔の表情筋が自分の意志と関係なくピクピクと動いてしまう疾患です。
症状は、片方の目の周り(特に下瞼)の軽いピクピクした痙攣で始まり、痙攣が強くなると、顔が引きつる状態になります。
三叉神経痛・顔面痙攣
上記ような症状の場合は、お早めに当院へご来院ください。
脳の病気は何より発症する前に予防すること、そして発症後も病気が軽い段階で治療するという考え方が必要です。